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2020年に、アメリカの保守的な州に住むLGBTQティーンのためのコミュニティアプリ「weBelong」を立ち上げました。
weBelongは当初、特定の対象者向けのアプリではなく、TiktokやInstagramでフォロワー数やLikeを競いあうような環境に合わない人のためのものでした。
「自分らしくいられる場所を作る」がコンセプトで、そこそこの方々が入ってきて定着していき、アプリの初速は上々でした。
当社のアドバイザーでもある元Discord CMOのEros Resminiにアプリの相談をしているときに「Discordの場合は、特定のゲームコミュニティから入り(確か筆者の記憶ではFinal Fantasyだった気がする)、そこから次のゲーマーコミュニティに入り込んでいった。そうやってユーザーの声を拾ってプロダクトを改善していった。初期はとにかくユーザーの生の声を集めた方がいいし、深く濃く刺しにいっていた」と話していました。

そこで、僕らのプロダクトにおいても、ユーザーの中でもどのユーザーグループが最も活動的かをデータとインタビューで分析することにしました。
ユーザーへのインタビューはハードルが高くビデオ通話に応じてくれる方が非常に少ない。DMや音声通話が中心になりました。
(後にわかったのが、マイナー(13−17歳)の子達がユーザー層に多く、かつ、経験上から小児性愛者の被害者になるケースが多いことがあるので、彼らにとってビデオインタビューに応じるのが難しかったりするらしい。)
ユーザーインタビューの結果、特に保守的な州に住むLGBTQのティーン、とりわけトランスジェンダーのユーザーが多いことが判明しました。
ということで、weBelongはLGBTQ向けのアプリとして、フォーカスすることに。彼らに向けてサービス開発していく上で、やってきたことはシンプルで、とにかく話して仲良くなることでした。
彼らが日頃どのサービスを使っていて、何が一番好きな映画やドラマで、どんな音楽を聴くか。